サンプリングについて

現在ファッション業界は90sリバイバルらしく、90sの頃子供だった世代としてはなんとなく嬉しい時期でもあり、90sも既に「振り返られる時代」になったんだなと時間の流れを寂しく思ったりするわけなのですが、90s周辺文化を漁っている日々なのですが、まぁ90sくらいまで時代が緩かったのかサンプリング作品が多くて面白い。がサンプリングってそもそも何だろねとも思うわけですよ。

何が「サンプリング」で何が「オマージュ」「インスパイア」なのか。そしてどうすると「パクリ」と「盗作」になってしまうのか?

90sの代表的なドラマ「一つ屋根の下」で江口洋介演じるあんちゃんこと「柏木達也」的に言うと「そこに愛はあるのかい」。それはリスペクトがあるかどうか。なければ、ただの模倣でパクリと言われてしまう。

そんなどっからどこまでがその範囲なのかが微妙な「サンプリング」「オマージュ」ですが、良いなと思ったものを下記してみます。どれも有名なものなのとは思いますが。

鳥山明の2大作品
Dr.スランプの「山吹みどり先生」「ニコちゃん大魔王」などは60~70sに日本テレビで放映されていた「ロンパールーム」を意識し、キャラクターネームを取っている。

その後の「ドラゴンボール」はストーリーは「西遊記」「里見八犬伝」や「ターミネーター」、登場人物の名前はほぼ元ネタが有だが、全世界的な人気の作品になって元ネタを超えてしまうセンスは素晴らしい才能。

渋谷直角氏の「RELAX BOY

13年の時を経て、昨年復刊された作品は本の表紙は「AKIRA」を意識し、主人公のリラックス君は「RELAX」での連載だからだが、出てくるキャラクター「スペクテイター」「スタジオボイス」など他の雑誌名を漢字で当て字をしており、主人公に恋心を寄せる怪物のような女子「ブス子」は「ドラゴンボールのリクーム(ギニュー特選隊)」のオマージュらしい。(どんなに攻撃しても「いいね!」と立ち上がってくる恐さがポイントらしい。)渋谷氏の漫画や藤子不二雄の「まんが道」をオマージュすることも多いのだがけして綺麗じゃない画風の中に一生懸命さが伝わってきて、元ネタに興味が出る。

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↑左がブス子(画像はいつもどおりネットで拾った)
↓リクームさん

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SMAPの「がんばりましょう」
この曲はSMAPさんの曲の中でも「中毒性のある曲」となんとなく感じていたのですが、3つもサンプリングが入っています。(森くん、懐かしいなぁ)

まず、サビの部分はもろにNiteflyteの「You are」という曲における「ヘイヘイヘイ、ユー」が「ヘイヘイヘイ、ゴー」になっていてわかりやすいのですが、


曲の始まりで「よぉ~お」という歌舞伎の声がサンプリングされた後ろに聞こえる悲鳴のような声はプリンスの「Get Off」の序盤に出てくる声をサンプリングしています。(曲の始まりでわかりづらい場合は中盤まで行って来たほうがわかりやすいかもしれない)

この頃のSMAPは人気が出始めた頃のはずなのですが、そのアイドルの曲にサンプリングを3つも入れてくるのが曲を作られた人の攻めの姿勢がキレのよい曲になっているのかもしれませんね。「がんばりましょう」のサンプリングに興味を持たれた方は嵐の「a Day in Our Life」という曲でのサンプリングも楽しめるかと。

こういった「サンプリング」の話を探してニタニタするため僕はwikipediaを始めとしたインターネットを徘徊するのも一興かと。