学園祭に一瞬だけいた男

大学生の時に自分の大学の学園祭に行ったときの話。

自分の中では「黒歴史」としているのだが、当時の僕は「テニスサークル」に所属しており、だいぶ前から嫌気が指しているんだけど抜けれてないという状況で、学園祭にサークルが出す出店の準備のため、学園祭が始まる少し前に学校の正門の前を通りかかった。

 

今思うと「早すぎたスポンジボブのような奴が立っていた。

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段ボールから手と素足が出ている。一瞬でその下は素っ裸なんだろうなと容易にわかった。

段ボールから出た顔の上には「ちこ屋」とだけ書かれており、全面の腰の辺りには鳩時計で鳩が出てきそうな小窓がついていた。

 

恐る恐る「あの『ちこ屋』ってことは…」と声をかけると、ちこ屋は「良かったら覗いていってください!」と爽やかに答えた。

 

「いいの…?」と念のため再度確認をすると
「ち●こ屋っすから!」とちこ屋はとびきりの笑顔で答えてくれた。な前田慶次みたいに爽やかな奴だった。

 

小窓を覗くと僕のものと似たり寄ったりの特別大きくもない一物がだらりとぶら下がっていた。僕は朝から笑顔になった。

 

その後、友人に「すごい奴が朝正門の所にいた」と話したがちこ屋を見かけたという人に会うことはなかった。

 

仕事をするようになり、広告業界の片隅で僕は働くようになり、多少なりともエンターテイメント的な事柄に携わったりすることがあるのだが「人を笑わす」ということは非常に難しいと感じることが多く、その度「ちこ屋」のことを思い出す…。わけはない。

 

しかしながら「一日の間に何かしらアウトプットしよう」と試しに付箋に絵を描いてみたら、こいつを描いてしまったのでそんなことを思いだしました。

 

学生の頃って変な奴いっぱいいたけど、みんな元気かなぁ。